新たな友人と(6月13日)
歯の治療を受けた翌日、ブローシャの友人が彼女のうちにやってきました。
彼女が「お姉さん」と慕う、カロリーナ(仮名)です。
淡いグリーンのジャケットにオレンジのストールという華やかなファッションに身を包んだカロリーナは、私に会うなり大きな笑顔でハグをしてくれました。
聞くところによると、彼女は看護師で、かつてオランダの田舎町で働いていたことから、オランダ語が話せるとのことです。
しかし英語は苦手で、私と彼女はどうにか身ぶり手ぶりも交えて会話をしていました。
とにかく親切で友好的な女性で、私をシュチェチンが一望できる高層レストランに連れて行ってくれたり、私の買い物を手伝ってくれたり、その都度彼女には深く感謝をしました。
■高層レストランからシュチェチンを一望
私は翌日14日にはシュチェチンを離れ、ベルリン経由でスペインに渡る予定になっていましたが、その際利用しようとしていた鉄道よりも割安、ということで、カロリーナはナイトバスを勧めてくれました。
そのナイトバスは、シュチェチンとベルリン・シェーネフェルト空港を直接結んでいて、料金も日本円にして約1,200円、私にとってポーランドのナイトバスはとても魅力的!ということで、カロリーナにバスの予約を取ってもらいました。
言葉が通じなくても、こうして旅で素敵な人と出会い、友情を育めることで、また更なる心のエナジーチャージができたように思います。