アノネー滞在記(6月7日)
朝は特に早起きというほどでもない7時に起き、8時ごろ出発しました。
途中、大型スーパーで買い物をし、アノネー(Annonay)のジェムのフラット(アパートのこと)に到着したのは、午前10時過ぎだったと思います。
■アノネー
彼は私に部屋のことなど色々説明してくれた後すぐに仕事に出かけ、お昼頃から私一人の時間がスタートしました。
アノネーに来た目的というのは、観光というより、旅の途中休憩のため、という感じです。
元々、アノネーは地図にも載っていないほど小さな町で、見るに値するものは何もない、と彼から言われていました。
しかし、この頃には随分洗濯物も溜まっていましたし、ホテルを転々とするばかりもイヤだったので、私にとってアノネー滞在は必要だったのです。
私は彼のフラットで、掃除洗濯などの家事全般をやり、更に写真撮影のために少しばかり歩き回り、時を過ごしました。
彼のフラットは町の中心にありますが、そこから一歩出ると、本当に何もありません。
しかし、コンパクトなサイズの町にはある程度のものが揃っていて、カフェも大いに賑わっており、小規模ながらも活気溢れる印象を受けました。
そして、散歩中はずっと晴天が続き、それもあって、町がとても輝いてみえたんです。
私にとってアノネーは、単純に居心地のいい町でした。
アジア人が町中で私一人でも、視線を浴びることがあっても、とても快適に過ごせました。