パブでサッカー観戦
パエリアに満足した後、ジェムに連れられて向かった先は、大型テレビのあるパブ。
■サッカー観戦
「パブ」は、いわゆるヨーロッパの居酒屋のことですが、ジェムはここでサッカー欧州選手権を見たいと言います。
人生の大半をフランスで過ごしてきた彼ですが、出身地はイギリスのマンチェスター。
イギリス人の例に洩れず、彼もサッカーファンなのです。
私は日本でもサッカーは全く見ませんが、彼におつきあいすることにしました。
その日の試合は、イングランドVSウクライナ。
私はサッカーのルールすら知らないので、彼にルールを説明されながら観ていました。
結局、イングランドが1-0で勝利、という試合でしたが、本当はウクライナも一度ゴールを決めたんです。
サッカーファンの方なら、この問題について、ご存じの方も多いと思いますが。
私はウクライナがゴールを決めた時に、当然、1点入るものと思っていました。
しかし、「今のは有効じゃないんだ」と言われ、ゴールは決まっていなかった、と説明されました。
サッカーのルールを知らないのでは、彼の説明に納得するしかない。
しかし、スローVが流れると、ゴールを決めていたことが判明。
このことは、後に日本語の記事になっているのを見ました。
まぁ、私は相変わらずサッカー音痴なのでどうでもよかったんですけどね、ひとまず彼の故郷が勝利した、ということで納得することにして、二人で宿に戻りました。