気温
ヨーロッパは、どこに行っても昼夜の気温差が大きくあります。
例えば、私は6月4日の夕方にパリに到着し、すぐ夜になったわけですが、その時は寒くて、ホテルではすぐに長袖に着替えた記憶があります。
■昼間は半袖
日中は夏服での全然大丈夫なのですが、夜は少なくとも羽織るものが必要でした。
それはドイツ、ポーランドでも同じです。
ドイツでは、日中かなりの日焼けをするくらい暑かったのですが、夜は長袖に長ズボン姿で寝ていました。
ポーランドに至っては、昼間は確かに夏服で平気なのに、夜には気温が10度と日本の冬並みの冷え込みでしたから、私は長袖の洋服を買い足しにショッピングモールに駆け込むことになりました。
ポーランドではブローシャにニットのストールをもらい、更に夜中にはポンチョまで借りていたほどです。
私はこの予備知識があったにも関わらず、薄手のカーディガン1枚と革のジャケットくらいしか持っていきませんでした。
現地で買い足すというのもある意味で楽しいものですが、6月にもなると、長袖の取扱いはどこも少なくなります。
それと、白人と私たちアジア人とでは、気温の感じ方が違います。
それは、基礎体温の違いによるものです。
ですから、写真を見て「6月のヨーロッパは温かそうだ」と思っても、それを日本人感覚で鵜呑みにせず、長袖の衣類は必ず一定量持って行ったほうがいいと思います。