帰国後
私は決して「無事に帰国しました」とは言えない形で帰国し、夜中に自宅に戻りました。
自分に情けないやら何やら・・・。
しかし、自分のやらかしたことは忘れることにし、帰国後はもっぱら「逆カルチャーショック」を心配しました。
「逆カルチャーショック」とは、外国旅行や外国での生活から帰国した後、今度は日本の生活に順応できずに戸惑うことです。
急に自国のマイナスな部分ばかり見えてきたり、旅での思い出が素晴らしければ素晴らしいほど、現在自分が置かれている自分の状況に虚しさを感じる。
カルチャーショックにしろ、逆カルチャーショックにしろ、外国旅行では、精神的に大きく揺さぶられるところがあります。
それに加え、時差ボケからどれくらいで復活できるのか、ということも、気にかけていました。
しかし私は、帰国の翌日こそお昼過ぎに起きましたが、その後は実家にお土産を届けに行き、夕ご飯も実家で美味しく食べ、何事もなかったかのように過ごすことができたのです。
■日本の生活
いや、厳密に言えば、精神的には疲れている部分が大きくありました。
しかし、心が病んでしまうほどではなかったし、日本の生活や日本人の感覚に戸惑うこともなかったし、その点は今でも解せない部分が大きいのです。
まぁ、深く考えなくてもいいのかな、とプラスに考えることにしています。