疲労蓄積
この旅を始めてから、常々疲れるな、とは思っていました。
■ベルリンのホテル
しかし、本格的に体調を崩したのは、ベルリンでのことです。
胃が疲れているのはわかっていたので、とにかく私は普段食べているような食生活をするように心がけました。
パン、ヨーグルト、サラダなど、胃に負担がかからないような食事をホテルで摂っていました。
そして「疲れた」と感じるだけでなく、頭痛がしたり、吐き気に見舞われたりして・・・。
ドイツはフランスより北だから多少は涼しいだろう、と高をくくっていたら、日中は結構暑いんです。
それで5時間とか歩き回ったわけですから、軽い熱中症症状も出ていたんだと思います。
私は、日本から常備薬として、胃薬2種類と吐き気止め、それに鎮痛剤を持ってきていました。
これらはベルリンで初めて役立ち、薬を飲みながら夜はじっくり部屋で回復を待つことにしました。
それと、心を癒してくれたのは、お笑いの動画です。
元々、お笑いが大好きで、劇場まで見に行ってしまうほどのお笑いファンである私は、USBに、ダウンタウンの「ガキの使い」や、大好きなグループ、ザ・プラン9の動画などを記録して持ってきてあったので、そういったものが私の心を穏やかにしてくれたように思います。
私の今回の旅で最大の課題にしていたものは、「心身共に健康を維持すること」でした。
そのための対策が、この時ほど功を奏していると思ったことはありませんでした。