バブルな中国人

ヴィトンでは結局、買い物をせず、入口で見張っていた中国人カップルの所に戻り、「店員が捕まらなかった」と説明して解放されました。

そして私はヴィトンで、フロアマネージャーと思われる女性と詳しく話をしたのですが、最近似たようなことをする中国人が本当に多いのだそうです。

その女性は、日本人である私には、あくまで礼儀正しく接してくれ、現在ヴィトンが抱える問題について説明してくれましたが、私はそれを聞いて、時代の移り変わりを感じました。

ひと昔前なら、このようなことは考えられなかったんです。

私はヨーロッパにいた頃は、まだ日本人パワーのほうが大きく、どの観光地へ行っても日本人の団体ばかりが目立ちました。

そして、ブランド品の本当の価値も知らずにひたすら購買意欲を見せる日本人に、恥ずかしさを覚えていました。

それが現在では、中国人が、かつての日本人と全く同じことをしているのです。

中国は今バブル、人が急にお金を持ち始めると、とにかく高価なものを買おうとする傾向になってしまうんでしょうね。

しかし、フランスの老舗というのは、あくまでも「然るべきお客様に、お買い上げ頂きたい」と考えています。

本物の価値を知らずに買い漁ると、ブランドの価値が下がると考えているのです。

ですから、お世辞にも今の中国人がしていることは上品ではないなぁ、と思ってしまいました。

出発前

いざ出国!

フランスにて

ベルリンにて

シュチェチンにて

スペイン・マドリードにて

スペイン・ヴァレンシアにて

スペイン・アリカンテにて

2度目のパリ

帰国の途

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